山口・宇部高校卒
Sさん；夏期に苦手科目の授業をたくさん受けておくとGOOD！
合格したという実感はまだあまりありませんが、多くの人が喜んでくれてとても嬉しく思います。この１年間の中で、やってよかったと思うことについて振り返りたいと思います。
一つ目は、夜までしっかり自習をしたことです。私は自宅生だったので夕方には帰宅できましたが、できる限り長い時間自習してから帰るよう努めました。北予備に入って、１学期が始まった直後からこの習慣を身につけることで、入試が終わるまで継続的に自習に励むことができました。
二つ目は、夏期講習会で苦手な科目の授業をたくさん受けたことです。私は化学が苦手だったのでVOD でも授業を追加して受けました。そうすることで、同じ知識にもいろいろな覚え方があることを知り、自分に合った解法を学ぶことができました。また、夏にたくさんの知識に触れておけば、２学期や冬期講習会で再度同じ内容が出てきた時に「これ１回勉強したな」と感じられてモチベーションのアップにもつながりました。
三つ目は、家族や友人に話を聞いてもらうことです。浪人中は本当にストレスが大きかったですが、家族や先生、友人につらい気持ちを打ち明けてきたからこそ、合格まで走り続けられたのだと思います。話を聞いてくれたり声をかけてくれたりしてくれた家族やチューター、友人には心から感謝しています。
医師を志す私がこの１年で感じたことは、自分が思い描いていた未来は掴みとれないかもしれないという不安や孤独を感じるという点で、病に苦しむ人と受験生は似ているということです。それだけ浪人生活はつらいものでしたが、この経験を生かして、誰よりも人の心に寄り添える医師になりたいと思います。これまで応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました。
