北海道大学(総合入試理系-総合科学選抜)

こちらの大学にも合格しました!

  • 青山学院大学(理工-機械創造工)

山口・防府高校卒

Tさん;一生に一度の素晴らしい経験をありがとう!

 北海道へ向かう飛行機の中で北予備での1年間を振り返った。北予備での初めての授業で感動したこと。バレーボール大会で思いっきり楽しんだこと。成績が上がったのかどうか分からず常に不安だったこと。スランプに陥った状態で受けた模試が悪くて夜中に一人泣いたこと。いろんなことがあった。去年の僕だったらどこかのタイミングであきらめていたかもしれない。しかし、あきらめなかった。それはもちろん親にお金を払ってもらって寮生として浪人させてもらっていたからという理由もあったが、何よりこの1年だけは最後まで本気でやりとげたかったからという理由が大きい。全力で立ち向かわなければ何事も成し遂げることはできないと分かっていたし、何より後悔したくなかった。ただ前だけ
を見て、きのうの自分を超えることだけを考えていた。確かに何か一つのことにうちこみ、励むことは本当に大変だと思う。しかし僕はやり抜いた。北予備だからこそできたのだと今なら本気で思える。
 僕がこの1年の受験勉強で常に心掛けたことは、なぜ、なに、どうしてという疑問を持ち続けることだ。疑問は勉強に深みを与え、興味を生み、その興味は勉強の楽しみを与えてくれる。このことに気づいてから全ての教科の特徴や勉強のしかたが見えてきて、少しずつ成績も上がっていった。なぜ、なに、どうしては勉強の基本であり、勉強は本来つらいものではないと分かった。北予備での1年間を通じて成績が上がったことはもちろんのこと、勉強の本質を理解できたことが何より嬉しく思う。
 北予備生活の後半は毎日が楽しく、充実していた。もう一度やれと言われてもできないような、かげがえのない瞬間だったと思う。それはやはり北予備の職員の方たちや寮長寮母さんたち、そして一緒に戦った山口校の仲間たちがいたからこそだと思う。一生に一度のすばらしい経験をありがとうございました。

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