愛媛・愛光高校卒
Mくん;本気で頑張る姿を保護者宿泊で見てもらった
私が合格できた要因は大きく二つあると思う。一つは大志寮という北九州予備校の中で最も厳しいといわれる寮で、寮長の指導を受けたこと。もう一つはその寮で共に切磋琢磨した仲間の存在である。
入寮したばかりの頃はこのままやっていけるのかと不安の毎日だった。慣れたのは5月に入ったころだと思う。北予備の薦める勉強法「予習→授業→復習+ 見直しVOD」を定着させる為に重きを置いたので、日々の授業は集中して受けることができた。講師の方々の授業は非常に質が高く、1時間近い授業の中に多くのエッセンスを詰め込んだものだったので、毎日お腹いっぱいの状態だった。その授業の内容を夜の寮自習で徹底的に復習する。このサイクルを夏以降も継続・加速させていくことができた。夜自習の始まる前に寮長が笑いを混ぜながらも、今の自分達の心境に突き刺さるような激励をしてくれたことも継続できた理由だと思う。
寮長の激励だけでなく、同じ階の仲間や両親の支えも大変ありがたかった。夏前に保護者宿泊にも来てくれて、自分が本気で頑張っている姿を見せることができたので、出願の際にも自分の志望する大学の受験を許してくれたのではないかと今は思う。同じ階の仲間には同じように医学部や難関大志望の子が多かったこともあり、わからない所があれば質問したり、お互いに問題を出しあったりして、机に向かう時間以上に多くのことを学ぶことが出来た。自習時間に見ることができた皆の後ろ姿やその仲間とのコミュニケーションが自信になり、合格することができたのではないかと思う。センター試験で思うような結果が出ず、落ち込んでいた自分を励ましてくれたのも寮の仲間達には本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。
最後に、このような環境を与えてくれた両親をはじめ、寮長・寮母さん、チューターにも「ありがとうございます」と言いたい。