島根・松江南高校卒
Iくん;医志望者へ、諦めるな! 努力しろ!
今回医学部合格を果たし、医師としての第一歩が踏み出せたことは本当に嬉しいです。昨春、全ての大学に落ちて、結局自分がこの1年で何も掴めていないことを痛感して、自分が嫌になりました。医学部に入りたい、医師になりたいという志だけは立派で、それに向けた努力を大してしていなかった事に気付きました。結局この北九州予備校で1年浪人することとなって、誰よりも1分1秒でも多く勉強すると自らに誓いました。最初の方は寮での自習4時間すら辛く、いかに自分が高校生の時甘えていたかを実感しましたが、決して諦めることなく1日1日全力を尽くしました。すると次第に勉強することが苦じゃなくなり、比例して成績も伸びていきました。
2学期に入ると、マーク模試の点が下がったり、防医の1次試験に落ちたりして、正直辛かったです。自分はがんばっているはずなのに、なぜと毎日思っていました。けれど、そこで諦めたりせず、むしろ一層勉強に励んだからこそ、今回の医学部合格につながったのだと思います。僕自身元々頭が良かったわけではありません。ですから、医師になりたいという夢はあるけれど、現状の学力を考えて尻込みしている人がいるならば、決して諦めないで下さい。医師になりたいという志を強く持って、ぶれることなくひたすらに努力してみて下さい。浪人して1年間勉強に取り組むことは決して回り道ではありません。その1年で培われる全てが将来につながると僕自身確信しています。だから諦めないで下さい。
最後に、僕のこの1年の浪人生活を支えてくれた両親や兄、姉に感謝すると同時に、常に励ましの言葉を与えてくれた事務長や全ての山口校職員の方々、そして寮長と寮母さんに感謝します。これから医師になるための勉強に励み、医師となった後も、自己研鑚は続くと思いますが、北九州予備校で培った全てを糧に、良医目指して上を向きながら、毎日努力していきます。