こちらの大学にも合格しました！
- 就実大学（薬－薬）合格
岡山・岡山大安寺高校卒
Wさん；蛍雪寮の１年は私にとって本当に必要な１年でした。
「終わった!! 」。これが自分の番号を見つけた時に正直に思った言葉です。その時、私は終わりと同時に、この１年のありがたさを感じました。本当に必要な１年でした。
私はこの１年で支えてくれる人の有難さとかけがえのない仲間を得ることができました。親元を離れて暮らすというのは私にとってははじめての経験でした。そして、離れてみて、私がどれだけ両親に甘えてきたのかを実感することとなりました。当然あるものとして見ていたものは全く当然ではなく、両親からの支えによるものでした。私はもし、この１年を過ごしていなかったら、一生それを感じることのない、何とも寂しい人間となっていただろうと思います。受験というのは決して簡単なものではありません。その中を一人で歩むのは非常に大変です。その大変さを経験したからこそ、私は周りの人たちの支えに気づけたのだとしたら、１年は決して無駄ではなかったのだろうと心から思っています。また、蛍雪寮で過ごしたということも、とても貴重な体験であったと思っています。同じ志をもっていて、互いに励まし合えるような仲間はそう簡単に得られるものではないと思います。模試であまり良い結果がでなかった時などには、互いになぐさめ合い、分からない問題があった時には互いに教え合ったりする。また、勉強だけではなく、お互いのプライベートなことや談笑などをするだけでも、心がおだやかになり、やる気が湧き上がります。また、夜の自習の時に、勉強に励む友の後ろ姿は自分にやる気と焦りを感じさせてくれます。このように、過ごせた１年は私にとって本当に必要であったと心から思います。
最後に、浪人している間、毎日支えてくれた家族、また、おいしい料理や私たちのことを日々見守ってくださった寮長・寮母さん、チューターの皆さん、また日々支えあった友人達に心から感謝しています。ありがとうございました。
