鳥取大学(医-医)合格

福岡・明治学園高校卒

Tさん;「浪人は人生の中で最も濃いものである」

 「うわー!! あった!! 」と自分の受験番号を見つけた時、信じられず驚きすぎてベッドから転げ落ち、その後も何度も見返しました。推薦や前期では不合格でしたが、最後まで絶対にあきらめなかったからこそ後期で医学部に合格できたと思います。1年間の努力が実り、本当に嬉しいです。
 思えば、この1年間、全ては合格のためにと修行僧にも勝るほどストイックにとりくみました。合格して、今、受験で大切だと思うことを書きたいと思います。一つ目は、基礎力です。医学部志望であったので、今まで難問に多く触れる機会があり、なぜ自分がわからなかったのかを考えると基礎が曖昧だからということがよくありました。この経験は、おそらく誰にでもあると思いますが、大事なのはその時に基礎に再度、立ち返り完全に自分のものにしていくということです。二つ目は、体調管理です。私は、センター直前時に体調をくずすという大失態を犯しました。自分は大丈夫と思う人こそ、受験期には体調に気をつけるべきです。でないと鼻にティッシュを詰めて、息苦しさの中、私のように受験することになります、三つ目は、気持ちです。浪人は、想像以上に苦しく、途中、何度も不安に負けそうになりました。しかし、そんな時こそ、前向きに自信をもつべきです。本気でやっているのだから、努力は自分を裏切るはずはないと自分に言い聞かせることです。
 北予備での日々は、本当に充実しており、勉強以外にもこれから生きていく上で大切なことを多く学びました。そして、人として成長することができ、新しい自分に出会えました。多くの人に支えられたからこそ、今の自分があるので全ては北予備のおかげです。「浪人は人生の中で最も濃いものである」という言葉は本物です。これから夢へのスタートですが、今度は自分が人を支えられるよう努力を惜しまず、謙虚な姿勢で医師として自分を高め続けていきます。北予備で本当によかった。今までありがとうございました。

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