広島大学(医-医)合格

山口・慶進高校卒

Tくん;1年間一番前の席に座り、1年間志望校を変えなかった

 2次試験が終わった時、これは落ちたと思いながらこの時を待っていた。親から自分の番号があると言われた時、初め信じることができなかった。しかし、自分の目で合格者一覧を見て自分の受験番号を見つけて、初めて合格を確信することができた。合格することができて本当に嬉しく思う。
 現役の時、1次合格を含め一度も合格することができなかった。自分に甘えて、全然勉強してなかった。そこで、浪人するにあたっては自分を追い詰めないとダメだと思い、小倉の寮に入ると自ら志願して入学した。
 1学期から何故かトップの1組にいた。1組のメンバーは、自分よりも頭の良い人達ばかりで本当に圧倒された。こんな人がいっぱいいるのかと思うと、春先からいきなり自信をなくした。それでも絶対に抜いてやると自分を鼓舞し、勉強を始めた。
 私が1年間ぶれずにやったことは二つある。まず、1年間一番前の席で授業を受けてきたことだ。朝テストや板書をがんばり、最前列の席を守った。おかげで授業はとても集中して受けることができた。そして、1年間志望校を変えなかったことだ。自分の力と差が大きく、本当に大丈夫なのかと悩む時もあったが、それでも絶対に合格してやるという強い意志を持ち続け、努力をしてきた。この二つだけは何があっても変えなかった。この二つは1年間私を本当に支えてくれた。また、寮の存在もとても大きかった。寮のみんなとは時には笑い合い、そして互いに励ましあいながら勉強をした。そして一番は寮長だ。寮長に出会えたからこそ、医学部に合格するために必要なメソッドを全部知ることができた。大志寮に入って本当に良かった。
 この1年間でお世話になった人には全員に感謝したい。寮長や寮母さん、チューター、講師や職員の方々、寮やクラスのメンバー、そして1年間私を見守ってくれた家族のみんな、本当にありがとうございました。

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